楽天モバイル限定のブルーバージョンの「Nothing Phone (3a)」を購入したのでレビューして行こうと思います。
Nothing Phone (3a) レビュー

Nothing Phoneとは
イギリスのロンドンに拠点を置くNothing Technologyのスマートフォンブランド。中国本土のスマートフォンメーカー「OnePlus」の共同創業者であるカール・ペイによって設立。このスマートフォンブランドの特徴として、背面が光る独特なデザインがあります。Nothing Phone以外にCMF PhoneといったスマホやEarといったワイヤレスイヤホンなどを販売しています。
Nothing Phone (3a)を購入した理由
- 1.スマホが古くなってきたから
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今使っている「iPhone SE(第2世代)」が購入してから5年経とうとしており、バッテリー容量が70%まで減っていたので、買い替えたいと思い購入しました。
- 2.最新のiPhoneが高い
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2024年辺りから最新のiPhone SEの噂が出回り始め、2025年始め辺りに乗り換えようと考えていました。だが、実際に販売されたのがiPhone16の廉価版、「iPhone 16e」で価格が約10万からと、かなり高くコスパがかなり悪いものでした。
これを機にiPhoneからAndroidスマホに変えることを決めました。
- 3.iPhoneのバグ?
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ある日、Apple Payにクレジットカードを登録しようとしたら、SMS認証したにもかかわらずカードが登録できないバグ?に遭遇しました。リセット(工場出荷状態にする)以外の方法をいろいろと試しましたが、解決せず。
リセットする考えもありましたが、いろいろアプリを入れており復旧する作業がめんどくさいと思い、リセットするなら新しいスマホを購入する方がいいと考えました。
Nothing Phone (3a) スペック 比較
端末名 | iPhone SE(第2世代) | Nothing Phone (3a) | Nothing Phone (2a) |
カラー | ブラック ホワイト レッド | ブラック ホワイト ブルー | ブラック ホワイト |
サイズ | 幅: 67.3 mm 高さ: 138.4 mm 厚さ: 7.3 mm | 幅: 77.50 mm 高さ: 163.52 mm 厚さ: 8.35 mm | 幅: 76.32mm 高さ: 161.74mm 厚さ: 8.55mm |
重量 | 148g | 201g | 190g |
OS | iOS15 | Nothing OS 3.1 (Android15) | Nothing OS 3.0 (Android 15) |
ディスプレイ | 4.7インチ Retina HDディスプレイ | 6.77インチ フレキシブルAMOLED | 6.7インチ フレキシブル AMOLED |
解像度 | 1,334 x 750 (326ppi) | 1080× 2392 (387ppi) | 1084×2412 (394ppi) |
リフレッシュレート | ? | 120Hz | 120Hz |
最大輝度 | 625ニト | 3000ニト | 1300ニト |
コントラスト比 | 1400:1 | 1000000:1 | 1000000:1 |
プロセッサー | A13 Bionicチップ | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 | MediaTek Dimensity 7200 Pro |
RAM | 3GB | 8GB/12GB | 8GB/12GB |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 128GB/256GB | 128GB/256GB |
カメラ | メイン:12MP フロント:7MP | メイン:50MP 望遠:50MP 超広角:8MP フロント:32MP | メイン:50MP 超広角:50MP フロント:32MP |
バッテリー容量 | 1821mAh | 5000mAh | 5000mAh |
SIM | デュアルSIM (Nano-SIMとeSIM) | デュアルSIM (Nano-SIMとeSIM) | デュアルSIM (Nano-SIM 2枚) |
NFC | 〇 | 〇 | 〇 |
おサイフケータイ | × | 〇 | 〇 |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証 | 指紋認証・顔認証 | 指紋認証・顔認証 |
箱・同梱物


箱の中にはNothing Phone (3a)本体以外に説明書、USB Type C 1mケーブル、SIMピンが入っていました。
スクリーンプロテクターは本体に張り付けてありました。
充電器は入っていないので持っていない方は別途購入する必要があります。
Nothing Phone (3a)の外観

見た目はカッコ良く、ブルーの色合いが良い感じだと思いました。
最初手にしたとき、iPhone SE (第2世代)と比べてかなり大きいと感じました。
iPhone SEではたまに片手操作をする時があるのですが、Nothing Phone (3a) でもしようとすると大きいサイズなためか、操作がしずらいです。慣れていないのもあるかもしれないですが、基本的に両手を使って操作することになりそうです。
プロセッサーの性能
Nothing Phone (3a)に搭載されている「Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3」はミドルハイクラスのSoCで、日常生活で使う分には十分な性能です。
実際に1週間アプリをいろいろ使ってみたのですが、かくつくことなくスムーズに使えていました。
ゲーム性能については、普段ゲームはスマホでは一切しておらず、パソコンでしているためゲームについてはいくつかのベンチマークソフトで検証をしていこうと思います。
ベンチマーク
ベンチマークの種類 | iPhone SE (第2世代) | Nothing Phone (3a) | |
AnTuTu Benchmark | 総合 | 734686 | 784129 |
CPU | 183387 | 255237 | |
GPU | 216354 | 200446 | |
MEM | 116378 | 168476 | |
UX | 218567 | 159970 | |
Geekbench 6 | Single | 1326 | 1161 |
Multi | 2653 | 3178 | |
3DMark Wild Life | Score | 5713 | 3928 |
Average frame rate | 34.2 FPS | 23.52 FPS |
ベンチマークを一通りまわしてみた感想としては、処理が重たいゲームは厳しそうだと感じました。3DMark Wild Lifeでテストしていた時、結構な頻度でカクついていてフレームレートも低い値が出ていた時がありました。もし、ゲームをするならば、画質設定を低めにする必要がありそうです。
ベンチマークをまわしているときの発熱は、そんなになくほんのり暖かい程度でした。
バッテリー
Nothing Phone (3a)には5000mAhのバッテリーが搭載されていて、50Wの急速充電が可能です。
100%まで充電するのにかかる時間は、公式サイトによると56分で完了するそうです。
1週間使ってみた感想としては、iPhone SE(第2世代)と比べて、大容量なのか充電する回数が減りました。iPhone SE(第2世代)だと1日に2、3回充電していたのが、1回に減りました。長時間の使用に安心して使える点が良いと感じました。
ディスプレイ&スピーカー
Nothing Phone (3a)に搭載されているディスプレイはAMOLEDでリフレッシュレートは120Hz、輝度は通常で800ニト、屋外使用時に1300ニト、最大で3000ニトになります。色は10ビットの10億7000万色でコントラスト比は1000000:1、HDR10+に対応しています。
スピーカーはデュアルステレオスピーカーです。
YouTubeに転がっているHDR動画をいくつか見てみましたが、発色が良く映像が綺麗でした。しかし、スピーカーに関してはiPhone SE (第2世代)と比べると劣っているように感じました。
カメラ
後日追記します。
準備中
アクセサリー

Nothing Phone (3a)には充電器が付いていないので別途購入する必要があります。なので、Nothing Phone (3a)を購入した楽天モバイルで65w充電器やケースを買おうとしましたが、売ってなくAmazonでいろいろ購入しました。
Anker Nano II 65W

Nothing Phone (3a)には充電器が同梱されていないのでAnkerの65w充電器を買いました。

Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル

Nothing Phone (3a)には充電ケーブルが付いていますが、普段iPhoneを充電するときは2mのケーブルを使っていて、1mでは短いので新たなケーブルを買いました。

TIFIYA Nothing Phone 3a 用 ケース

Nothing公式サイトで販売しているケースが欲しかったですが、まだ売ってなかったのでAmazonで適当に買いました。
まとめ
良かった点と微妙な点をまとめると以下の通り。
良かった点
・個性的なデザイン
・Snapdragon 7s Gen 3による十分な性能
・3つのカメラ
・NFC、おサイフケータイに対応
・バッテリー容量&バッテリーの持ち
・指紋認証の反応の良さ
・3年間のandroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ
微妙な点
・スピーカーの音質
・サイズ
3つのカメラ、程よい性能のSoC、大容量のバッテリーを搭載し、NFC・おサイフケータイに対応していて5万4800円からはコスパがかなり良いと思いました。
微妙な点がいくつかありますが個人的には大満足です。

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